4月に福岡で開催されたミナ ペルホネン。の展覧会に行ってきました。
ミナ ペルホネン。とはデザイナーの皆川明さんが設立されたファッションブランドです。
フィンランド語で「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味します。

「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートし、流行に左右されず愛着を持って長年着続けられる「特別な日常服」を作り続けられておられます。
現在ではインテリアや食器など生活全般や暮らしの考え方・モノの在り方など幅広い分野で活躍されております。
「つづく」をテーマにした今回の展覧会ではつながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく過程が展示を進める事に自然と感じ取れる構成となっておりました。

テキスタイルのﾃﾞｻﾞｲﾝから始まり、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地で丁寧に作られる洋服は、本人はもちろん、親から子へ引き継がれ大切に着続けられるモノ・日常な特別な日に勇気や、やる気をくれるモノ・知らない人に素敵ねと言われ、うれしくなるモノ等、洋服やモノの持つ力が感じられる素敵な展示会でした。

福岡支店 重松