komuko's diary
24
June 2022
小鹿田焼
by.ecoshop
GWに小鹿田焼の里に行ってきました。
日田インターより車で約25分。
山道を通り緑豊かな焼き物の町、小鹿田に辿り着きます。
小鹿田焼の歴史は黒田長政が豊臣秀吉とともに朝鮮に出兵した時、朝鮮の陶工を
日本へ連れ帰り、直方の高取山に窯を開きます。
その孫が小石原に窯を開き、18世紀に入り、日田の代官が小石原焼の陶工を
小鹿田に招いたのが発祥といわれており、小石原焼とは姉妹の様な関係です。
昭和初期、民芸運動の創始者である柳宗悦や世界的な陶芸家であるバーナード・リーチに
より広く紹介され、世に知られるようになりました。
一子相伝により本日まで継承され、昔ながらの製法で現在も作られている小鹿田焼。
機械を使わず川の流れを動力にした唐臼、足で回す蹴轆轤、薪を使った登り窯など
町自体もとても興味深く、自然の力と人の手が生み出す作品が魅力的です。
小鹿田焼で有名な把手のある水差しを購入致しました。
日田へお越しの際は是非足を運んでみてください。
福岡コム子