komuko's diary
13
February 2022
名作Yチェア
by.ecoshop
世界で一番有名な椅子と言っても過言ではないYチェア。
名前は知らなくても見たことある方は多いのではないでしょうか。
Yチェアはその特徴的な見た目から付いた愛称で正式名称はCH24といいます。
1950年に発表されてから今現在も不動の人気を誇っている名作で、どんなシーンにも合う不思議な魅力を持つ椅子です。
アームと一体になった背もたれは一本の無垢材を曲木加工という技術を使って曲線にしています。その背もたれを支えるパーツがY型の合板で造られていることからその愛称が付きました。脚も一本の無垢材から切り出して整えこの形になっています。まさに脚線美。
座面はペーパーコードという紙で作った特殊な紐です。コードには蝋が塗ってあるので撥水性がありダイニングチェアとしても安心して使う事ができます。
夏は通気性抜群で涼しく冬は暖かい。座布団なんていりません。
組み立てには釘を一切使っておらず、ペーパーコードは職人の手で巻かれます。
無垢材ならではの変化する風合い。ご家庭で簡単に出来る手入れをしながら使い込んでいく北欧らしい一脚です。
木のぬくもり、職人の技、裸足に無垢の床、新聞紙のセルロースファイバー断熱材など、安成工務店の家づくりと通じるものがあります。
と、魅力が語り尽くせないのでこの辺で。
今回はご注文いただいた新品と周南展示場「爽の家」にオープン当初から置いてある5年ものを並べてみました。
樹種も座面の高さも違うのでそれぞれご参考までに。
※座面の高さについて
一般に販売されているものは45㎝で43㎝は受注生産品になります。
靴を脱いで生活する日本では43㎝を好まれる方も多いです。
左:オーク/オイル仕上げ/高さ43㎝(展示場にある5年もの)
右:ビーチ/ソープ仕上げ/高さ45㎝(新品)
オークのアーム部分は沢山の方に座って撫でて頂き今やツヤツヤです。
今回のビーチはソープ仕上げで白木に近いナチュラルな見た目です。
産まれたてなのでこれからの経年変化が楽しみですね。
肝心な座り心地ですが私の下手な説明は省略したいと思います。
一言お伝えするならば「ずっと座っていられる」です。
周南展示場へ来て見て座って、宜ければ持ち上げてみて下さい!この軽るさも魅力の一つなんです。
展示場:ダイニングに
展示場:ワークスペースに
展示場スタッフにYチェア見に来たよ~と気軽にお声掛け下さい(^^)
私も欲しい欲しいと学生時代から何年も想い続けて今に至ります…こんなに語っているのに(笑)いい大人になったのでそろそろ欲しいなぁ。
周南comco