komuko's diary
17
July 2021
お祝い
by.ecoshop
こんにちは!
昨日7/16は「七色」…「虹の日」でしたね。
先日、自宅のベランダからケータイでパノラマ撮影したものです。
夕立の後、太陽が消えるほんの僅かな時間でしたが久々見た虹に
何だか童心に帰ってしまいました。
ところで、地域によって様々かもしれませんが
ご自身やご家族の1歳のお誕生日にはどういったお祝いをしましたか?
1歳の誕生日を迎える初誕生に、「一升餅」を担がせ、「選び取り」をするご家庭もあるかと思います。
我が家も長女が1歳となり、ささやかながらお家でお祝いをしました。
初めて迎える誕生日のことを「初誕生」と呼びますが、
「誕生日をお祝いする」という習慣は欧米から入ってきた文化です。
日本にはもともと2年目、3年目と、
1年ごとに誕生日をお祝いする風習はなかったのだそうです。
ただし、生後間もなく亡くなってしまう赤ちゃんが多く、
無事1歳の誕生日を迎えられることは特別なことだったため、
日本でも1歳のお誕生日だけは盛大にお祝いする風習があったそう。
ということで、初誕生は1歳の誕生日を無事に迎えられたことと、
これからも元気に育ってほしいという願いが込められた大切なお祝いということを
今回知りました。
一升餅とは、一般的には子供の1歳の誕生日をお祝いするときに使用する
「一升のもち米から作られた丸餅」のことを言います。
一升餅自体は、お正月、家を建てる時の上棟式など、お祝い事に多く用いられ、
丸い形状を三種の神器のひとつ「八咫鏡」に見立てて「鏡餅」とも呼ばれます。
お正月や上棟式などでは「鏡餅」、
今回のように一歳の誕生日を祝う時のみ「一升餅」という呼び方をされることが多いようです。
そのため、鏡餅と一升餅が実は同じものを指していることを知っている方は少ないかもしれません。
我が家は戌の日にもお参りに行った宇美八幡宮内の 「季のせ」からお取り寄せしました。
お餅は昔から、お祝いやお祭りなど、さまざまなシーンで用いられてきた縁起物。
その中でも一升餅には「一升」と「一生」がかかっていて、丸くて平たいという形状も含め、
一生食べ物に困らないように
一生健やかで過ごせるように
一生円満で過ごせるように
といった願いも込められています。
一升餅を踏んだり、担いだり…これは地域によって様々なようですが、
我が家では一通りやってみました。
草履が履きなれないせいかこの写真が限界です(笑)すぐ脱ぎ捨てていました…
担がせるのも、一応リュックも準備はしていましたが、
包まれていた風呂敷で包みリュックタイプにして背負わせました。
★立ち上がれたら「身を立てられる」
★座り込んだら「家にいてくれる、家を継いでくれる」
★転んだら「厄落としができた」
…らしいのですが、長女はひとまず立上ったところ重くて座り込み、
再度立とうとして、背中(頭)から後ろにテーン!と転んでいました(笑)
約2kgあるのでなかなかの重さ…よく頑張った!!
その次は「選び取り」。
選び取りとは、アイテムを並べたりカゴに入れたりして、
子どもが取ったもので将来どんな人になるかを占う儀式のことで
最近では実物ではなく選び取りのアイテムが描かれたカードを用いることもあり、
(我が家は好きなおもちゃを取りそうだったので、公平になるようにカードにしました)
意味合いは同じになります。
まず、一升餅に一緒に入れてくださっていた
「季のせ」さんの選び取りカード5種から。
彼女が選んだのは…
…なんと、「お金」(笑)
うん、お金も大事だもんね。
何回もやっては意味がないかもしれませんが、前日の夜にこっそり作った
手作りの選び取りカードでも実践。
…こちらは、もう使わなくなる月齢カード12枚に書いたので、12種類あるのですが
その中でも「そろばん」を選んでしました。
ちなみに、その次に「お金」をまた選んでいたので、
よっぽどお金が好きなようです…誰に似たんだか…笑
…と、色んな文化のごちゃ混ぜにはなりますが、やっぱり最後は…
〆のケーキ(笑)
こちらは乳児が食べることのできる食材で作った
ヨーグルトベースのケーキを購入しました。
(手作りはまた今度でm(__)m)
初めてのケーキでしたので、手づかみで思う存分食べてもらいました♪
朝から晩までお祭り騒ぎで大人の方が楽しんだ1日でしたが
やはり、親として願うことはただ一つ!
「生まれてきてくれてありがとう。
元気にすくすく育ってね!!」
ふくおか木夢子