komuko's diary
10
July 2021
菓子木型
by.ecoshop
以前宿泊したホテルのロビーに使われなくなった菓子木型が色とりどりに装飾され
展示されていた様子がとても素敵でしたので菓子木型について調べてみました。
日本の菓子木型が使われ始めたのは江戸時代といわれています。
彫刻の裏彫り技法が使われ、かわら版や錦絵の元版が活発に彫られるようになり、
同様に落雁用の木型と生菓子用の木型である押棒や筋板が考案されました。
木型の柄としてよく使用される物に鯛や鶴・亀・扇・海老などがあります。
鯛は目出たい
鶴は千年
亀は万年
扇は末広がり
海老は腰が曲がるまで長生きしたい
昔の方々の縁起を大切にしたいと気持ちが詰まった品物だと感じました。
菓子木型はかわいいだけでなく、日本の歴史と文化を伝える貴重な財産だと感じました!(^^)!
福岡コム子