ブログ木夢子の日記 -COMなくらし- 日々の何気ない出来事に深く感動したり、共鳴を受けたり、普段の暮らしの中にも様々な感性が働いています。心地よい生活スタイル提案、新しい発見、日々の生活で感じたこと、考えていることを、COMのCOMらしい日々の中をご紹介していきます。

komuko's diary

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July 2013

3/18◇木夢子の日記更新♪

by.ecoshop

000.jpgこんにちは
恒例となりました「家具チラシフェア」では、
たくさんのご来場を頂き誠にありがとうございました。

さて今日は、お客様からよく質問のある「オイル仕上げ」と「ウレタン塗装」のちがい違いについてお話しします。

「オイル仕上げ」
安成の家でも標準的に採用させていただいている仕様です。
木の呼吸を止めない自然塗料を浸透させてあげることで木の潤いもたもつ塗装です。
浸透するため、熱いものや冷たいものをそのまま放置すると輪シミなどが出来てしまいます。そうならない為に日頃の扱いに少しばかり気遣いが必要な仕上げです。定期的にオイルを塗りこんであげることでより良い状態が長く続きます。

「ウレタン塗装」
量産家具や多くの既製品の床材に施されています。
木の呼吸を止めて固めてしまうイメージの塗装で、木の反りがなく均一な成型が出来るため扱いやすいと言われております。定期的なお手入れも必要ありません。
しかしながら、長い年月使い込む内に表面の塗膜が一旦剥がれてしまいますと途端に素地が露出してしまいます。
そういう場合は自分でウレタン塗装を施すことは出来ません。工場に返送し、再塗装をしていただかなくてはなりません。

放ったらかしのウレタン塗装、毎日心をかける必要があるオイル仕上げ、子育てと思って考えるとどちらが良いと思いますか?
やっぱり自分の手で愛着を持って育ててあげる方が大人になってりっぱな姿になるし、可愛いですよね。
適材適所、場合によってウレタン塗装を必要とする部分も中にはありますが、私たちの家具も愛着を持って永くお使いいただくことを前提にオイル仕上げをおすすめしています。


下関 木夢子

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